これは何の花…?散りぎわもまた芸術的なバラ
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
- 2023年6月11日
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あれ?あのピンクの小花は何だろう…?庭に見慣れないツンツンと尖った花びらをまとった小ぶりな花。

一応、Googleレンズで検索してみると…クレマチス?サボテンの花???いやいや、ひとつは散り落ちてしまっているのですが、伸びてきた脇枝には棘があり…やはりこれはバラの株。小さめに咲いた花が散りぎわ、もしくは鳥に食べられてしまったのか、まるで違う花のようになっていました。
このバラは鳥の仕業かどうかは不明ですが…ヒヨドリなど庭先に現れる鳥は、蜜を求めて花ごと、バラの実をついばむ、という方法で食べてしまうこともあるようですよ。
バラ:バラ科バラ属、アジア・ヨーロッパ・中近東・アメリカなど世界に広く分布がある花の女王。
庭の古いバラの株はもう長い年月毎年咲き続けてくれています。品種も不明なのですが、季節が来るたび赤やピンク色の色彩で華やぎます。
5月~6月には全国のバラ園も見頃となり観光スポットとして賑わいます。多くの人に愛され3万種とも10万種とも言われるほど品種も多彩な植物。
バラの特性として香りが高い種ほど散りやすくなり、香りがないバラは長持ちする傾向があるそうで、流通上人気があるのは長く花を楽しめる無香系の品種なのだとか。
地面や床にバラバラと落ちてしまう花びらは、確かに片付けが面倒ではありますが、豪華に咲き、ハラハラと落ち、重なり積るバラの花びらもまた美しいもの。
散りぎわもまた芸術的なバラの花、落ちた花びらも手元に長くとどめておきたくなる、そんな人を惹きつける美しさや魅力があるからこそドライやブリザードフラワー、ポプリの花材としても人気がある植物なのでしょう。