春の訪れを告げる花のひとつ水仙(スイセン)をよく見かけるようになりました。
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一般的な水仙は2月~4月頃開花する春の花ですが、種類も様々で日本水仙はお正月頃、他に秋咲種、3月~4月に開花する八重咲のリプリード、原種系ミニサイズのナルキッスス・プルボコディウムなどもあります。
ヒガンバナ科スイセン属、そして学名のナルキッスス、花言葉の「うぬぼれ」「自己愛」はギリシャ神話に登場する美少年ナルキッススの逸話に由来するというのは、耳にしたことがあるかもしれません。泉に映った自分の姿に恋をして水仙に姿を変えてしまったナルキッスス、「ナルシスト」という言葉の由来とも言われています。
水仙の色別にも花言葉、黄色の「もう一度愛して欲しい」「私のもとへ帰って」も別の冥界王ハーデスに連れ去られてしまったペルセボネの神話に由来しています。
白い花には「尊敬」「神秘」。先の2つとは違うイメージの言葉がつけられています。
また「水仙はお供えの花にしてはいけない」と言われることがあります。これは水仙が神話のような「死」をイメージさせること、他に水仙には毒性があることが理由のようです。
下痢や頭痛、嘔吐を引き起こすアルカロイドという毒性物質があり、ニラに似た平べったい緑の葉、玉ねぎと間違えてしまう球根を誤飲してしまう事故がよく起こるので、畑の脇など間違えやすい場所には植えないようにしておきましょう。
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