オリーブは地中海地方原産の常緑樹です。その葉の裏側は銀色でどことなく涼しげな雰囲気をもっています。
オリーブは高木ですので、コンパクトに育てる場合は鉢植えがオススメです。
まとまった数の果実を収穫したり、家のシンボルツリーにするのであれば地植えが適していると思います。
ただし、地植えの場合は注意が必要です。放っておくと大きくなり過ぎ、慌てて剪定すると樹形が崩れてしまいます。
なので、成長に合わせて剪定することにより、庭全体に対して大きさのバランスをとることが必要になります。
乾燥や病害虫には強いので育てやすいと樹木だと思います。
また、オリーブと言えば緑から紫色へと色づく果実が印象的ですが、オリーブが実をつけるためには別の品種との間で受粉する必要があります。(自家受粉し難いのが理由のようです。)
写真はネバディロブロンコですが、この木の隣には受粉の相性が良いルッカという品種が植えてあります。
収穫した実は塩漬けにして料理などに利用するのも楽しいですね。