先日、「菊祭り」に行ってから、ずいぶん菊のイメージが変わりました。菊といっても種類は非常にたくさんあります。今回は洋菊を紹介します。
私はこの洋菊を見てびっくり!ガーベラのように明るいイメージですごくかわいいと思いました。
実はガーベラも菊の仲間なのです。ですので、洋菊がガーベラに似ているのも当然です。
さて、菊と日本の歴史について少しご紹介します。
日本には野菊は自生していますが、栽培菊はかつてはありませんでした。「万葉集」には多くの植物が登場しますが、菊を詠んだ歌は1つもないほどです。日本=菊、菊=和、というイメージがあるかと思います。それはいつからでしょうか。鎌倉時代初期に後鳥羽上皇が菊の花の意匠を好み、皇室の家紋にした頃から、日本の象徴の花の1つとされてきたそうです。種類が一気に増え始めたのも17世紀末です。もっと古くから日本に馴染みがある植物だと思っていたので、私には意外に感じます。
日本のお金にも菊がデザインされています。さて、それは何円でしょう。答えは改めて菊の紹介をするときに書きますね。