銀杏の木には、雄株と雌株があるのをご存じだろうか。そのため、どの銀杏のきでも実ができる分わけてはないのである。
実を焼いて食べるのはおいしい。しかし、我々が食べている部分は種の部分であり、実際の実は良く熟れ梅の様な黄色い果実である。これがまた、においはきついは、直接触るとかぶれるはで、なかなか厄介な果実である。
雄株雌株の見分けはつきにくいらしく、街路樹に使用する銀杏はわざわざ雄株のクローンを作って、わざわざ実のならない樹を選んで植える所もあるようです。確かに、町中にあの匂いが充満しては苦情が来ること間違いなしだ。
しかし、そんな匂いを発しながらも、あの可愛らしい葉っぱの形や、季節により色を変え、最後は黄色い絨毯を作り、人々の心を癒す銀杏は、間違いなく人気ナンバーワンの街路樹ではないだろうか。