果実が写っていないので、わかりにくいですが、こちらはイチゴノキです。歯がギザギザしているのが特徴的ですね。
イチゴノキというと、え?苺がなるの?と思いますよね。でも、ちょっと待ってください。いちご狩りってみなさん、木からもぎ取りませんよね?
イチゴノキの果実は確かに食用にならないわけでもありませんが、我々が口にする苺とは違います。日本ではほぼ食べられませんが、国によってはジャムにするそうです。美味しいかどうかは私はたべたことがないのでわかりません。でも、美味しくないので、きっと観賞用の植物なのでしょうね。
美味しい苺がならないのに、なぜイチゴノキという名前なのでしょうか。それは果実が苺に似ているから。甘く美味しい苺がなると思って、イチゴノキを育ててしまうと、がっかりすることがありますので、お気をつけくださいね。
お花は、アセビやスズランのようなベルのような形をしていて、11月~12月ごろに咲きます。果実は秋ごろです。美しい実が楽しめますので、観賞用として育ててみませんか。