夏になるとグンと伸び、あっという間に背丈ほどの高さに育つレモングラス。
特に雨が続いた後、ビックリするほど成長していて、そこだけアジアンチックな風景になっていたりします。
レモングラス:イネ科キンボポゴン属、インド、熱帯アジア圏原産、日本でも九州の佐賀や熊本、奈良などで商業用に栽培されています。
レモンガヤ(檸檬茅)、レモンソウ(檸檬草)とも呼ばれ、レモンのスッキリした芳香が高い爽やかなハーブです。
こんなエネルギッシュなフレッシュハーブを贅沢にいただけるのは幸せなことですが、どうやって使いこなすかは悩みどころ…、今年は猫のいるおうちに差し上げて喜ばれました。猫草のように食べるのだそうです。
料理に使うなら…ベトナムやタイ料理、トムヤムクンが有名ですが、作れないので…やはり一番手軽なハーブティ。そのままお湯を入れるだけでも爽やかで体にしみこむようなおいしさですが、レモンバームやミント系ハーブと一緒に、また個人的にはルイボスティーとのブレンドがおすすめ。
レモングラスは殺菌抗菌、胃腸を整える作用、ルイボスティーは抗酸化作用、美肌、アンチエイジングも期待できるミネラル豊富なお茶、リラックスタイムにもひと息ついて集中力を上げたい時にも。
ノンカフェインでテイストもスッキリと飲みやすく、ホットでもアイスでもおいしいので、暑い季節には水出しにして冷蔵庫に常備しておくのもいいですね。
生葉が手に入らなくてもドライのレモングラスや色々なブレンドティーも市販されているので、お好みブレンドを探してみてはいかがでしょう。