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  • 執筆者の写真三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

放置竹林の危険性と適切な管理方法 - 三重県桑名市の事例から学ぶ

三重県桑名市にある竹林の手入れにお伺いさせていただきました。竹林の問題は三重県でも多くご相談をいただいており、長年放置された竹林に手を入れることは非常に難しい状況になっています。立地の問題や急斜面、隣地を通らないと行けない場所などの制約により、全く入れない場所もあります。



桑名市 竹林整備

ビフォー


今回の竹林は、孟宗竹が水を上げようとしている時期で、竹が非常に重く、家屋との距離も近いため、倒れて家屋を壊してしまう恐れがありました。また、竹が生えていた土地は斜面がきつく、少しずつ崩れてきている状態でした。



桑名市 竹林整備

アフター


そこで、斜面上の竹は残し、今後枯れ竹などが折れて隣家まで届かない範囲の竹を全て伐採し、残置処理を行いました。残置処理にはメリットとデメリットがあり、状況に応じては全て搬出するケースも増えています。


竹の伐採は、少しずつ足場を片付けながら1本ずつ行います。孟宗竹は重いもので50kg以上になるものもあり、誤って屋根などに落としてしまうと瓦などが割れてしまいます。近隣の家と近い場合は、多少手間はかかりますが、竹にロープを巻きつけて引っ張りながら伐採することもあります。


竹林の手入れは毎年必要になってくるため、一度綺麗にした場合は、今後の手入れについてもご提案させていただき、なるべくご自身でできる環境を整えさせていただいております。



放置竹林の問題は、全国的に広がっており、適切な管理と定期的な手入れが不可欠です。早めの対策と適切な整備により、竹林が引き起こす問題を未然に防ぐことが重要です。



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