ここ数年、多肉(タニク)植物の人気が高くなってきて、多肉女子なる言葉も広まりました。
ガーデニングショップに並ぶ鉢植えをはじめ、雑貨店、100円ショップにも置かれる他、フラワーアレンジやブーケなども見かけるようになり、家庭で栽培している方も増えています。
ハオルチアなどオークションで高価な値がついたことで話題になった種もありますが、放射状に広がるロゼット型の「エケベリア」も可愛らしくも華やかさが人気の種。多肉界のバラとも呼ばれます。
エケベリアはメキシコや中南米を原産国とした植物で、耐暑性があり5cmくらいから大きくなると80cm以上にも育ち、基本的にとても強く、ある程度の日当たりと水はけ、風通しのよい場所なら育ちやすく、葉差しや株分けで増やしやすいこともあり、園芸初心者にも人気のようです。
ガーデニングショップでの寄せ植え講座なども開催されていたので、おうち時間の楽しみに多肉栽培を始めてみた方も多かったのではないでしょうか。
プリプリとした厚みのある葉の質感、感触も人気ポイントながら、色も豊富でグリーンから黄色、オレンジ、ピンク、赤などのカラフルさ、紅葉する種類などは季節ごとの変化も楽しめます。
またエケベリアだけでも約180種類の原種、園芸交配種は1000種類ほどあるとも言われ個性も豊かです。ショップで自分好みの多肉植物に出会えたら、栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。