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花言葉は青春の喜びと悲しみ。冬に強い西洋サクラソウ プリムラ・ジュリアン

執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

プリムラ・ジュリアン、プリムラ・マラコイデス、プリムラ・ポリアンサ…冬の園芸ショップによく見かける並ぶ華やかな花「プリムラ」。


花言葉は青春の喜びと悲しみ。冬に強い西洋サクラソウ プリムラ・ジュリアン

赤や黄色、ピンクと鮮やかなカラー、八重咲や2色咲などスタイルも多く、花の少ない寒い時期のガーデンを華やかに彩ってくれます。


セイヨウサクラソウの一種で、ヨーロッパからアジアの広範囲に自生し原種だけでも50種類以上、日本に自生するサクラソウも原種とされています。古くから品種改良も盛んに行われ現在では世界に500種類以上の品種があるとか。


ジュリアンは日本国内で1970年代に登場したプリムラで、プリムラ・ポリアンサとコーカサス地方原産のプリムラをもとに交配、ポリアンサより株と花が小ぶりです。


「冬に強い」「寒さに強い」性質で、比較的暖かい地方で雪や霜が当たらない場所なら冬庭に植えっぱなしでも大丈夫なことが多いです。咲き終わったら花がら摘みをして枯れた葉も取り除いておきましょう。


花言葉には「青春の喜びと悲しみ」という、ちょっと変わったイメージの言葉。寒い時期にもたくさんの華やかな花をつけるけど、春になると花が終わってしまう…そんな性質を「青春」という時期に重ねた由来なのでしょうか。若い世代の感受性や不安定さも意識したなかなか深い意味合いの言葉ですよね。


「プリムラ」の語源はラテン語の「primos(最初)」、冬を乗り越え春がそこまで来たなぁという早春の時期まで花をつけてくれます。


プリムラ・ジュリアン:サクラソウ科プリムラ属 多年草 プリムラの中でも代表的な園芸品種。開花期は11月~4月と長い期間花を楽しめます。

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