鮮やかなオレンジがかった紅色。柘榴(ザクロ)の花です。
もう花が終わりかけの時期で、どうにか撮影間に合いました。となりはすでに花びらが落ち6つに先が割れたガク、根元はぷっくりと膨らんできています。このまま瑞々しい果実になってくれるのが楽しみです。
ザクロの実を見る機会はありそうですが、花を見るタイミングは意外と希少、小ぶりではありますがグリーンに映える花色は美しいコントラスト。
ザクロ(石榴・柘榴):ザクロ(石榴・柘榴・ざくろ) ミソハギ科ザクロ属、原産地は地中海沿岸からヒマラヤ地方、画像のような花の他にも八重咲や白色の花ザクロなどもあります。
開花は梅雨明けの6月から7月、9月から10月にはあの宝石のような果実が実ります。
果実は「富」「幸運」「子孫繁栄」のシンボル、神聖な果実とされ、神話などにも登場しています。また「女性の果実」と呼ばれるように女性ホルモンに作用し更年期障害の緩和や美容、アンチエイジング効果も期待されています。
ところで、その果実の前段階、先割れしたガク。そのカタチが「タコウインナー」に似ている!と。確かに…色と言いカタチといい、お弁当に入っていそうなカワイイタコ型かも。
今回画像はないのですが、ポトリと枝から落ちたものは、結構似ていて、地面に落ちているタコさん、なかなかユニークな景色です。
画像検索でもたくさん見つかるので、興味のある方はぜひ探してみてくださいね。