手毬のように枝いっぱいに、小さな白い花をさかせます。鉢植えよりも地植えにして大きく
育てた方がゴージャスに感じます。
このコデマリですが、ツボミだけ見ると打ち上げ花火に見えなくもないですね。
そのように見えるのは私だけでしょうか。
コデマリには八重咲の品種もあり「ヤエコデマリ」といいます。花はヤエコデマリの方が
バラに似た小さな花を咲かせるので豪華な雰囲気がして、私は好きです。このヤエコデマリですが、まだ見た事がないので、春になったら探してみます。
花言葉は「上品、友情、努力」です。一つ一つの小花が友であり、みんなで力を合わせて
上品に咲いてみましょう・・・という私の勝手な解釈ですみません。
生垣に何株か植えても迫力が出ますし、庭のシンボルツリーとしても良いかもしれませんね。そういえば私の住んでいるマンションの花壇に、コデマリが見事に植わっております。
まだ満開ではありませんが、その時期を楽しみに待ってみたいと思います。枝いっぱいに、びっしりと花をつけたコデマリは見ようによっては、ボタン雪が降り積もった感じにも見えてしまいます。雪の重みで枝が枝垂れて・・・儚げで美しい姿を想像します。
白い花なので清楚にもみえますよね。
コデマリの似た花、「オオデマリ」があるのですが姿や形は似ていますが、まったく別の
品種なのです。オオデマリはアジサイに似た花をつけるのですが、ボリュームにかけます。
美しい樹形を鑑賞したいのなら、コデマリの方が良いでしょう。
このコデマリは放任主義でもいいのですが、ある程度大きくなりますと優雅な風情が
消えてしまいますので、その時は思い切って根本の新芽だけ残し地面から数センチ残して
切ってしまって下さい。そしたら来年にはまた、独特な姿がよみがえってきます。
これからの時期の花です。素晴らしい花付きのコデマリを楽しんで下さい。