2022年7月31日に三重県にある大和ハウス三重工場様にて行われたイベントのお手伝いに
行かせていただきました。
朝から日差しが強く大変暑い中多くのご家族が参加されていました。 子供達も夢中でタモを手に取り水路を歩きながら、タモロコ、ドジョウ、タイココウチ、ウシガエルのおたまじゃくし、ウキゴリなど可愛らしい生物達がお出迎えしてくれました。
子供達はかなり生物に詳しい子もいて、アメリカザリガニは外来種、ウキゴリは在来種などを把握している子もいて生物多様性の大切さを良く理解していました。
小さな池という空間の中にも多くの生物が生息していて、そこには生物多様性が日々育まれており
小さな命を見ることで尊さを知り、環境がいかに大事かを教えてくれます。
こういった場所を活用した環境教育の役割はとても大きく、池を中心とした水辺空間の再生活動は近年多く見られます。 周辺地域の生態系多様性が低い場合には、池干しなどをして外来種を取り除き周辺の緑地帯の環境も整えながら再生の仕組みを構築したりもします。
こういったイベントに家族で参加する事で、子供達や親御さんが一緒に自然や生物と触れ合う機会を通して生物に対する見方や考え方が深まる事でよりいっそう記憶に残る体験ができます。
私達も庭木や樹木の多様性とともに、生物多様性なども交えながら施主様にお庭の素晴らしさを
伝えていければと感じました。
とても恵みある1日で勉強になりました。