2025.1月の新聞記事に「空き家の窃盗被害増加」の見出し。ここ最近、地方の空き家問題は広く知られるようになりましたが、全国の空き家窃盗被害が2024年では被害総額11億円超。
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前年からも3億円以上も増加しているという事実には驚きます。さらに気になったのは下調べには「地図アプリ」を利用して「家の前に草が生えているか」をチェックしている実例があること。対象の家を地図アプリの画像を見て「家の周辺に草が生えている」=「手入れができていない→空き家の可能性大」という判別をされているわけです。
地図アプリはとても便利なアイテムで頼れる存在でもあるのですが、残念ながら、こんな風に犯罪に利用される危険もあることを認識しておく必要がありそうです。
雑草の代表格としては、一年生雑草としてノゲシ、オニノゲシ、カヤツリグサなど。多年生雑草としてカタバミ、シロツメグサ、ヨモギなど。さらに手ごわい難防除雑草としてクズ、ヒルガオ、スギナ、ツユクサなども挙げられます。
春が近づくにつれ植物達も成長し繁殖力が高まってくる季節、空き家を保有している方だけでなく現住居周りの樹木剪定や雑草をしっかり管理して危険回避に努めましょう。除草シートや土壌調整などで長期的な対策ができることもあるので、不安な方はぜひ専門家にご相談を。
野芥子(ノゲシ):キク科ノゲシ属 別名:ハルノノゲシ ケシアザミ
本来の花期は4~7月ですが周年開花性が強い植物で1年中花が見られるようです。日本全土、世界にも広く分布し綿毛のついた種を飛ばして繁殖。同じ仲間にオニノゲシ、アキノノゲシ、アイノゲシもあります。