ふわふわのトサカ。冬でも色鮮やかな楽しい花「ケイトウ」
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
- 2021年12月23日
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元来は夏の花の代表各でもあった「ケイトウ」ですが、秋冬にも店頭で見かけるようになりました。

品種改良が進み、炎のような真っ赤な色、ピンク、白、オレンジ、黄色、グリーンなど花色も豊富、夏以外の季節にも楽しめる品種が増え、秋から冬、12月にもクリスマスをイメージできそうな鮮やかな花が並んでいます。
画像の花はガーデニングショップで「ハッピーキャンドル」と名付けられていた種類。ハッピーキャンドルは品種名というより小さめの色々なカラーのケイトウをミックスさせた寄せ植えの総称ようです。
赤はまさに火のように、イエローやオレンジもロウソクの火を思わせるカラー、葉っぱの緑に映え、見ているだけで元気をもらえそうな花ですね。
ヒユ科ケイトウ属、原産国はアジア、アフリカの熱帯地方、インドなどですが、日本に伝わったのは奈良時代といわれ、万葉集に歌が詠まれるなどなかなか古い歴史をもつ花でもあります。
ニワトリのトサカに似ているので、鶏冠花(ケイカンカ)、かつては染物に使われたことから韓藍(カラアイ)など別名も。
フリルのように波打つ花が印象的なトサカ系、羽毛のようなふわふわした形状の羽毛系、ひょろりと伸びた長い花穂のヤリケイトウ系、原種に近い細長い円錐形で沢山の花を咲かせるノゲイトウ系、など分類、種類も様々。
ドライフラワーにしても色あせないこと、ブーケにしても引き立つことなど性質的にもアレンジしやすいことも人気の理由のようです。
花言葉は「おしゃれ」、また「個性」や「風変り」といった意味もあり、性質からも連想される「色あせない恋」という素敵な花言葉もあります