赤いふわふわのネコのしっぽのような形、グリーンの葉と赤のコントラストが目を惹くキャットテール。
キャットテールは愛称で植物名は「アカリファ」トウダイグサ科のアカリファ属、原産国は西インド諸島です。
大きくふわふわ部分が短めのキャットテール レブタンス種と紐状に細長いヒスピダ種の2種があり、画像のキャットテールはレブタンス種で一般的によく栽培されています。
猫じゃらしのような不思議なかわいらしい姿は、見かけるだけでも楽しい気分になりますが、英名では飾り糸、毛虫糸という意味合いの「Chenille(シェニール)」、また「Summer love(サマー ラブ)」、「Fire tail(ファイアー テール)」という名前もあり、ちょっと炎のような情熱的なイメージもあるようです。
花言葉は「気まま」「上機嫌」「とまどい」など、これも気まぐれな猫のような花姿にぴったりかもしれません。
4月~11月頃まで開花時期が長く、花が雨に濡れて汚れたりしなければ1ヶ月近く咲いてくれますし、草丈が程よいこともあり庭木として人気です。カラフルな赤は寄せ植えのポイントにもよく、ハンギングバスケットなどにして上から垂らすように飾るのも素敵ですね。
南国の植物らしく暑さには強いのですが寒さには弱いので、越冬は室内か温室などで。日光不足になると花も咲かず、鮮やかな赤色もくすんでしまうので、ぜひ日当たりの良い場所でふわふわの尻尾を育ててあげたいですね。