花の中心がこんもりと丸く盛り上がって、まるでＵＦＯ？なんて言われている花「エキナセア」です。
咲き進むにつれてイガグリのようにトゲトゲしながら膨らんでくる中央部、放射状につくまわりの花びらも下向きに降りてきて、ちょっとユーモラスでキュートな雰囲気ですよね。
エキナセアというとインフルエンザなど感染症対策や免疫力向上の効能があるとされるハーブを連想してしまいますが、店頭に並んでいるのはほぼ園芸品種。残念ながら薬用ハーブとしての効能はないとのこと、現在メディカルハーブとされているのは「アングスティフォリア（angustifolia）」「プルプレア（purpurea）」「パリダ（pallida）」の3種類のみです。
夏の暑さにも強く開花期が長いこと、存在感あるくっきりとした花形、切花としてもドライフラワーとしても美しい。バラエティに富んだ花色や花形の品種がたくさん出まわるようになったことでガーデナーにも人気の植物となっています。
パープルやホワイト、赤、ピンク、オレンジなど色数のバリエーションも増えていますが、画像のようなグリーン系の花もナチュラルで素敵ですよね。今後も品種改良が進みさらにカラフルなエキナセアが登場することでしょう。
花言葉は薬草やハーブ植物としてのイメージからか「優しさ」「深い愛」「あなたの痛みを癒します」。夏のフラワーギフトにもおすすめですよ。
エキナセア：キク科 / ムラサキバレンギク属（エキナセア属） 和名：ムラサキバレンギク（紫馬簾菊） 原産地：北アメリカ 6月から8月、10月頃まで咲くものもある開花期の長い花 耐寒性・耐暑性ともに強いので育てやすくガーデナーに人気の花です。
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