THE 夏!というトロピカルな雰囲気にぴったりの花「マンデビラ」。現在はチリソケイ属(マンデビラ属)となりましたが、かつてはデプラデニア属に分類されていたため「デプラデニア」の呼び名で育てていた方もいるかもしれません。
4月頃に植えると葉とつるをのばし5月~10月頃まで次々と花を咲かせる開花期の長い植物。暑い夏の間にも華やかな花を見せてくれるのでサマーガーデンにはぴったり。つる性植物なのでアーチやパーゴラを配してガーデンをデザインするのも素敵ですね。品種によっては支柱を組んでグリーンカーテンにするもおすすめです。
乾燥には強いですが過湿は苦手なので水のやり過ぎには注意。太陽が大好きで半日以上陰になるような場所では開花しないこともあるため、できるだけ陽当たりのよい場所を確保してあげましょう。
摘心しないと一本の茎がみるみるのびてあっという間に背が高くなります。花数を増やすには新芽が出たら摘み取ることで脇芽を出させます。開花期も長いですがひとつの花も1週間以上咲き続けるので、一輪を切花にして飾っても素敵ですね。
花言葉は「情熱」「堅い友情」「危険な恋」。ぐるぐるとツルの絡まった様子やゴージャスな雰囲気と美しさからくるイメージなのでしょう。
画像のような真っ赤なカラーの他、爽やかなホワイト、大人っぽいピンク色もあり小型の鉢物や大輪咲きまでサイズ感も豊富です。ぜひお好みのマンデビラを見つけてみてくださいね。
マンデビラ:キョウチクトウ科 / チリソケイ属(マンデビラ属) 旧属名 デプラデニア
原産地は中央アメリカ-アルゼンチン 耐暑性が高く開花期の長いつる性植物です。