2024年は年明けから悲しいニュースや不安なニュースも抱えたスタートでした。世界からも心痛む出来事が伝わってくる現状ですが、ひとりひとりが色々なことに押しつぶされないようメンタルをケアして進むことも大切。
そっと傍らに存在してくれる植物達の姿に癒されたり、勇気をもらったり、小さな花ひとつにも大きなチカラをもらえたりします。今回は「希望」という花言葉をもつピンクのデイジーを選んでみました。ふわふわとした花びらとピンク色とホワイトカラーのやさしい雰囲気、ニッコリ笑った笑顔のようなまるい形につい微笑み返してしまいそうなお花です。
デイジー:キク科ヒナギク属、ヨーロッパ、地中海沿岸原産、日本ではヒナギクの名もポピュラーですね。ヒナギク=雛(ヒナ)は愛らしいの意味、12月から5月頃まで寒い季節の中でもたくましく咲き開花期が長いので延命菊(えんめいぎく)という呼び名もあります。
太陽の光に反応して黄色の花芯を囲む花びらを開く姿がパッチリ開いた目のように見えるからDay‘s eye(デイズアイ)、そこからデイジーという名になったのだとか。公園や公共花壇、ガーデニングフラワーとしても馴染みのある、素朴ながら愛らしい姿が人気の植物ですね。
デイジー全体にも「希望」「平和」「純潔」「美人」などポジティブなイメージの花言葉が多いので、プレゼントや贈り物としてもおすすめ。花束やアレンジ、園芸好きの方には冬場から出回るポット苗を贈るのも良いのではないでしょうか。
たっぷりと太陽の陽を浴びて開いた強く愛らしい姿のデイジーの花が誰かの癒しに、誰かの希望になりますように。