女神のもつ吉祥果。女性におすすめの果実「ザクロ」
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
- 2021年11月20日
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大きな実と、割れた表皮から現れる瑞々しく宝石のように美しい粒、富や女性、子宝の象徴としても描かれることの多い果実、柘榴(ザクロ)です。

今年は果実系の樹木によく実がつく年まわりなのか、柘榴や花梨、柿、棗(なつめ)…と実りの秋を演出してくれています。
中でもまだ熟れてない状態のものでも、どっしりとした重量感とサイズ感のザクロは見栄えがする果実。
原産地はイランやトルコなどの中近東、ザクロ科ザクロ属、落葉小高木植物で直径6~10cmくらいの先が尖った球形の果実をつけます。熟した果実は自然と割れ、中には赤色透明色の外種皮に包まれた種子がたくさん。
食べると独特の食感と甘酸っぱい味が楽しめる人気のフルーツです。
特にたくさんの種子が詰まっている様子から、子孫繁栄、健康につながるイメージがもたれ、「女性の果実」とも呼ばれ、スピリチュアルな意味合いも。
またハッキリとしたエビデンスは発表されていませんが、体に必要なビタミンやミネラル、女性ホルモンのバランスを整える美肌ホルモンエストロゲンに似た成分「エストロン」を含んでいるため、昔から「更年期障害症状の緩和」「美肌美白効果」「アンチエイジング」効果が言われていること、他にも感染症予防やストレス緩和効果など、現代女性に好まれる要素がたくさあるようです。
また、インドの神さま孔雀明王が胸元にもつ吉祥果(きちじょうか)と言われる果実は柘榴、さらに鬼子母神も子どもと柘榴を手にしている天女の姿で描かれます。
科学的な効能のみならず豊穣や繁栄、安産、魔除けの果実として神秘性も感じられる植物です。