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執筆者の写真三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

寒い季節にお灸で温活。もぐさの原料「ヨモギ」

大寒を過ぎ暦の上では立春、春も遠くない季節。


寒い季節にお灸で温活。もぐさの原料「ヨモギ」


とはいえ、10年に一度という超寒気団が日本全国を覆った今年、まだまだ寒さと向き合う日々が続きそうです。


手足が冷たい、カラダがこわばり肩がこる、寒くてなんとなく調子がでない…など「寒さ」「冷え」が影響する不調ケアにおすすめなのがお灸です。


精油のアロマテラピー同様、「お灸」もまた同じ植物を原料とした心身ケア。


お灸につかう「もぐさ」は「ヨモギ」からつくられます。


ヨモギ:キク科アルテミシア属(ヨモギ属)。日本だけでも30種類以上が自生している歴史の古いハーブの一種で、中世には「魔女の秘薬の原料」と認識されていた「ハーブの女王」。効能も多く薬草として浸透している植物ですが、浄血、増血、止血作用あたりの効果から灸に使われたのではないでしょうか。(誰がいつヨモギからモグサを作ったのかは謎なのだそうです)


ヨモギの葉の裏側をびっしり覆う、白いフワフワした綿毛、これがもぐさの原料。


乾燥ヨモギから1/200しかとれないという貴重なもので、燃えやすい草=「モグサ」説もあるように、火が点きやすく短時間でカラダに温熱刺激を与えることで、筋肉、血管、リンパ節まで伝わり細胞の活性化や免疫アップ、経絡・ツボに据えることで、心身の不調改善が期待できます。


さらにヨモギの精油成分、シネオールも消毒・殺菌・鎮静・鎮痛といった作用で、煙にもリラックス効果が。


個人的にはお灸をすると気持ちもゆるむし「冷え」によく効くと感じています。

わかりやすいお灸の本やウェブ情報も増えているので気になる方はチェックしてみては。

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