top of page
  • 執筆者の写真三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

山の恵み 藤の籠

山の中でよく見かけるフジツルは色々な活用方法があります。



藤の活用



今年から和ハーブ・フォークロアという講座を受けて、日本の有用植物文化の掘り起こしと伝承を学ばせてもらっています😁



主な特性


1. 強度. 強く、しなやか。


2. 伸縮性柔軟性がある。


3.吸湿性湿度の変化に反応し、水分を吸収。


4. 耐久性長期間使用可能。



伝統的な利用法


- 織物、籠、網、藤傘、藤椅子など。



新しい利用法


建築材料、衣料品、インテリア製品などの製造に活用。



藤の繊維


明治時代以前の日本では一般の人々は絹を着ることが許されておらず、綿は江戸時代の中期まで一般的に使われていなかったようで多くの人々は藤などの植物のつるや茎から取れる植物繊維で作られた服を着ていたそうです。



藤の花は、日本の文化や詩歌においてさまざまな意味や象徴を持っています。


豪華さと美:藤の花は大振りで美しい花房を持ち、その見た目から「豪華な花」としてのイメージがあります。その美しさから、藤の花は華やかさや優雅さを象徴することがあります。


絆や縁:藤のつるは他の植物や物に絡みつき、結びつく特徴があります。この絡みつく姿から、藤の花は絆や縁を象徴することもあります。家族や友情、恋愛関係など、人々の結びつきやつながりを表現する際に使用されることがあります。


長寿と繁栄:藤のつるは長く伸び、根強く繁茂する性質があります。この特徴から、藤の花は長寿や繁栄を象徴することもあります。特に、藤のつるが庭木や建物に絡みつくことから、家族や家系の繁栄や長寿を祈るシンボルとして使われることがあります。


愛と情熱:藤の花は美しさと同時に、花房が垂れ下がる様子が繊細で儚い印象を与えます。この儚さから、藤の花は一時的な美や切ない愛、情熱を表現する際にも使用されます。



藤の活用



自然を身近に感じるには、やはり進歩と共に忘れ去られてしまう事もあるであろう文化も残していけたら良いなと感じます。

Comments


bottom of page