木から時折ころがってくる小ぶりなドングリ。カシノキの実です。こちらの樫木はかなり高い位置に大きく育っていました。
ご存知の通りドングリは一種類の樹木の実ではなく、ブナ科の果実の俗称。日本に自生するドングリの木は23種以上あるとされています。コナラ、シイ、ブナなどもドングリの木の仲間ですね。
実だけを見てもなかなか判別するのが難しいのですが、ネットに図解もされているので、実のサイズやスタイル、帽子の形状、そして葉っぱの色形で判別しながら調べてみるのも楽しいですよね。
樫木はというとイチイガシ、シラカシ、ウラジロガシ、アカガシなど種類が多く、ドングリの形状もベースが似ているので見分けにくいところ。この写真のドングリは葉の色や厚みと光沢のある質感、ちょっと丸みのある実のスタイルから、アラカシなのではないかな、と推測しています。
樫の木はイギリスでは最初に神が創造した木と信じられています。またローマ神話では菩提樹とともに神木として登場する木でもあります。日本でも高木で緑が美しい常緑樹なので防風、防火の役目がある「家を守る木」として人気がありシンボルツリーにされる方も多いそう。力強さと神々しさを感じる素敵な樹木ですね。
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