鮮やかなグリーンに映える清楚で涼やかな白い花「セイロンライティア」。
英名にwhite angelホワイトエンジェル(白の天使)という名前ももつように、清らかで可憐、女性的なイメージのある花で、花言葉にも「清楚」「純潔」「清純」といった言葉がならびます。
可憐な姿ではありますが、開花時期も5月から11月と長い期間楽しめること、うまく越冬させれば翌年も咲き、比較的病気にも強い丈夫な植物で、寒さや乾燥には弱いものの高温多湿には強いため夏の花木として人気です。
初夏から9月頃にかけてガーデニングショップに苗ポットが出まわるので、お庭の植物に加えてみては?夏場にこんな涼やかな白花の姿があると酷暑にもホッとできそうですね。
分類としてはキョウチクトウ科、ライティア属、原産国はスリランカ。
セイロンといえば紅茶をイメージされる方も多いかもしれませんが、セイロンは「聖なる光り輝く島」という意味をもつ、インドの南部インド洋に浮かぶ涙のしずく型の島スリランカの旧称です。
そのセイロンは昔、アラブの世界で「セレンディブ」と呼ばれていたそうで、英語のセレンディピティ(serendipity)」=思いがけないひらめきから幸運をつかむこと、という言葉のルーツなのだとか。
素敵な言葉からのつながりももつセイロンライティア、今年の夏は素敵な予感やひらめきを連れてきてくれそうな、涼やかな白い天使の花姿を楽しんでみてはいかがでしょう。
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