植物が病気になる要因として、主因、誘因、素因の3つの要因が重なると発病します。
どれだけ状態の良い樹木であっても外的要因により発病してしまうこともあり、その要因が特定できた場合、どうしても薬剤を散布しなければならない事もあります。
そのため年に数回程度しか使用しない薬剤もあるので、年に一度は最終有効年月を確認して有効期限が過ぎたものは廃棄するよう適正な管理を行なっています。
薬剤の廃棄についてお問い合わせをいただくこともありますが、各地域で産業廃棄物として適切に処理をしてくれる産業廃棄物処理業者を探して処分していただくことが一番良いと思います。今回はJAさんにて引き取り回収をしていただきました。
今ではホームセンターなどでも様々な農薬が販売されており気軽に手に入るようになっていますが、過度な農薬散布はかえって樹木自体を傷つけてしまう可能性もあります。
各農薬のラベルをよく読んでいただだき、希釈量や使用頻度をきちんと守り使用していただくことで農薬の最大限の効果が期待できます。
農薬散布以外の方法も模索し、なるべく農薬に頼らず必要最低限の使用を心がけたいと思います。