まるでパステルや水彩で描かれたような美しい発色と不思議な質感、濃い目のコーラルカラーにかすれたような白が混じる花びらをもつマーガレット「シンプリーコーラル」。
キク科アルギランセマム属、春から初夏または秋から初冬に開花。花のサイズは4cmほどですがよく枝分かれし連続してたくさんの花を咲かせるのでとても華やか。
また一番の特徴は花色の変化で、咲き始めは白、縁取りが濃いピンクに変わり、次第に薄いピンクへと移っていきます。次々と開花する様子は1株だけでもまるで寄せ植えにしたかのよう。不思議なグラデーションカラーが楽しめる人気の品種です。
苗についた説明書きにはPWマーガレットという名称がありました。最近ガーデニングショップでよく見かける気がします。どうやらブランド名のようですが…PWとは…?
調べてみると、PW(ピーダブリュー)はPROVEN WINNERS(プルーブンウィナーズ)の略称で、日本語訳では「証明された勝利者たち」という意味なのだそう。
アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、そして日本では株式会社ハクサンの1社が参加した「植物の国際ブランド」で、世界中の優れた育種家が生み出すたくさんの品種の中から、高い基準をクリアした品種を紹介しています。
人気の高い花も多く、歴代の品種ではやはり色変わりのするラブリーカラー「マーガレット ストロベリーホイップ」やナチュラルさが魅力の白色系「ユーフォルビア」、「スーパーアリッサム」、ちょっとおいしそうなカラー「チョコレートコスモス」「スーパーベル レモンスライス」など素敵なラインナップが送り出されています。
公式サイトやSNSでもガーデニング情報が発信されているので、興味のある方は参考にのぞいてみてはいかがでしょう。