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  • 執筆者の写真三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

縁を運ぶ下駄プロトタイプ

間伐材の檜を活用して下駄づくり。 千両下駄をモチーフに歯と歯の間は丸く加工したいのですが

なかなかうまくいかず試行錯誤中。この下駄を作るきっかけとなったのは京都からはるばる遊びに来てくれた先輩庭師さん、製作のご縁をいただき挑戦しています。


色々な物が溢れる中で、自身の心のありかたが結果として物を見る目に直結し、心に余裕があり穏やかな時は美しいと感じるものも、心に余裕がなく忙しくしている時は美しく感じないことがあります。このように同じものを見ていても自身の心の状態が物の見え方を変えているような気がします。 


檜は火の木、日の木とも言われていて、縄文時代には火起こしをする為に重宝されていたようです。また、日本を代表する樹木のひとつで殺菌効果やリラックス効果もあり有名どころでは檜風呂があります。

下駄づくり奮闘中

檜材は伐採されたあと長い年月をかけて強度が増していくので、使えば使うほど強くなる材を「心」と捉え、強い志と針葉樹のような真っ直ぐに伸びる様を「真剣な心持ち」として、この下駄を履いてくださる方が色々なご縁を運べるようにという想いを込めて製作中。


檜で下駄づくり

鼻緒は東京八王子にある福島履物店さんで購入。こんなかっこいい鼻緒が自分達でも作れたら良いなと思いますが、まだまだ勉強不足。


縁とは、待っていても訪れない。


自分が縁を運び続けたことが「きっかけ」となり結果が訪れる。 


下駄を履いて縁運びに出かけたいものです。






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