自然再生士補とは一般社団法人日本緑化センターが行っている資格制度で自然再生に必要な知識
などを有し自然再生士が行う業務などを補佐する役割があります。
2021年3月に環境再生医 中級の資格も取得しましたが、同じ自然に関わる資格になりますが、
個人的にどちらの資格も保有したいと考えました。
自然と環境の違いは、自然とは人や生き物が手を加えられずにあるべき姿を保っている状態の事。
環境とは人や生物の周囲を取り巻く状況を表す言葉になります。
自然再生士の本を読んで見て、実際に自然の中で取り巻く現状を元に業務を行う際の技術面などが多く書かれているように感じ、環境再生医は自然と人とに関わり方について書かれている物が多くありました。
私達が考える森林環境を整えるという事は、自然の環境を守りながら、一人でも多くの方が森林の現状を知ってもらえるような事を伝えていきながら地域の歴史や文化を守りながら整備を行う事が大事だと考えています。 昨今では、山ブームと言われており色々なメディアで山の事が取り上げられていますが、多くの方が山に関心がある中できっちりとした山の状況を伝えていく事や森林整備に伴う危険性などもしっかりと伝えていき山に触れていく事が大事だと思います。
自然とは本来人間とは切っても切り離せない身近な環境です。
ストレスホルモン軽減などのリラックス効果も実証されています。 何よりも、人間は自然の恩恵を多様に受けており、リラックス効果だけではなく、林は防風林の機能や土砂災害などを抑えてくれる多面的機能もあります。 元々人間は、自然の中で生かされてきた古代の記憶が今も残っているので、自然の中は自分達の本来の生活空間として本質的に理解しているのだと思います。
一旦の流行ではなく、文化として残り後世に伝えていき、当たり前のように森林が綺麗な状態が続くにはどうしたら良いのかを考えながら行動していく事が大切ではないでしょうか?
きっちりした技術や知識を元に自然に触れて見るとより良い山の循環を構築できると考えこれから三重県や日本各地の森林の事を学びながら業務に活かせていきたいです。
日本人の原点や本質は自然と共に自然の中に。今の森林の状態が日本人の心を表しているように思えます。