カラフルでスタイルの種類も豊富な花「チューリップ」も春を感じさせる代表的な植物ですね。ある調査では日本人の好きな花1位は「桜」2位が「チューリップ」と続くのだとか。
まるみのある可愛らしいフォルム、ガーデンに何十何百と植えられたエリアも圧巻ですが、寄せ植えや一本の花束としても絵になる魅力的な花です。
ユリ科チューリップ属、原産地はトルコ。
あれ?チューリップといえばオランダでは…?と気になったので調べてみたところ、栽培や販売が盛んでシェア1位なのはオランダ、しかし原産はトルコ アナトリア地方と言われており、富や権力、尊敬の象徴、高貴な花として宮殿やモスクタイルにもチューリップが描かれているのだそうです。
チューリップの色とりどりのカラーにはそれぞれ花言葉がつけられています。
全般の花言葉としては「理想の恋人」「名声」など。色別に赤は「愛の告白」や「真実の愛」、ピンクは「愛情」「優しさ」「幸福」、紫は「気高さ」、白は「純粋」、黄色には「明るさ」と少しネガティブな意味合いの「望みのない恋」「報われぬ恋」も。
また面白いのは、チューリップの本数によっても意味があるそうで、1本には「あなたが運命の人」、3本で「愛している」、99本「永遠の愛」108本にはストレートに「結婚してください」…などなど。
逆に15本「ごめんなさい」や17本「絶望の愛」といったマイナスイメージの本数もあるので、ちょっと気にかけた方が良いかもしれませんが、色と数に密かに想いをこめて贈ってみるのも素敵ですね。