気温が上昇してくると。。。本格飛散は目前。そう、今や国民病とも言われる「スギ花粉症」のシーズンがやってきます。ウェザーニュースの予想では関東・九州そして大阪でも2月中旬からすでにシーズンイン、福岡・東京ではすでに「非常に多い」ランクの日も出現していますので、花粉症にお悩みの方は早め早めの対策を。
2023年秋に政府は<花粉症の症状を緩和>を発しました。その中で「スギ花粉米」の開発本格化という事項があります。「スギ花粉米」とは、10年以上前から研究がおこなわれている遺伝子組み換え技術を使った花粉症の原因物質の一部を含むコメのこと。少しずつ摂取することで花粉に対する耐性の獲得を図るという目的のお米です。過去記事をいくつか調べると当初試行されていた「パックごはん」のカタチでは臨床実験が難しく、現在は医薬品(錠剤)として実用化を目指しているそうです。
「ごはん」を食べて花粉症改善!は理想的な気もしますが(錠剤になるとしても)まだ不安な要素も多いところでしょう。アレルギー治療への技術革新として注目度も高いので安全性と実用性を兼ね備えて開発が進むとよいですね。
植物分類でみると稲はイネ科イネ属、世界には20種類ほどのイネ野生種があり、栽培されているのはアフリカイネとアジアイネの2種。日本で栽培されているのはアジアイネです。
こしひかり、ささにしき、あきたこまち。。。美味しいブランド米はたくさんありますが、令和5年度の登録数でも1,295銘柄が存在。これに加えて今後は花粉症対策米のような技術革新穀物の出現があるのかもしれませんね。
ウェザーニュース:花粉飛散予想