季節は春ですが、まるで真っ白な雪が降り積もったかのような美しい姿の「雪柳(ユキヤナギ)」。
(写真は花のアップなのですが)
長く枝垂れた一面に1cmほどの小さな5枚花弁の花がつき、遠目には本当に雪景色のようです。庭木や街中にも好まれる樹木なので、目にすることも多いですよね。
バラ科・シモツケ属、原産地は日本、中国、雪柳の他別名に小米花(コゴメバナ)、小米柳(コゴメヤナギ)という呼び方もあるようです。確かに雪でなくお米粒にも見えますね。
日本の気候にも適していて暑さ寒さに強く、あまり病気の心配もないので庭木にも人気。ガーデニング初心者にもおすすめされています。
強い植物ではありますが、できれば日当たりよく風通しのよい場所だとベターで、かなり大きく育つので鉢植えより地植えのほうが適しています。
また2~3週間と長い期間開花していること、切花にしても花もちがよいことでも重宝されています。
ユキヤナギの花言葉は「愛らしさ」、「賢明」、「静かな思い」。
小さなかわいらしい花がたくさんつく様子は愛らしく、数えきれないほどたくさんの花を咲かせるのにゴージャス感よりも清楚で静かな印象、そんな様子からつけられた言葉なのかと想像します。
春の庭を美しく彩ってくれるユキヤナギですが、我が家の今年の樹はちょっと花付きが落ちてきた様子…花が終わった後に剪定しメンテンナンスするのが良いようなので、花後に試みようと思っています。
来年もまた春の雪景色を楽しめますように。