ローズマリーの花が咲いていました。濃いグリーンの葉の部分がハーブとして注目される植物ではありますが、控えめに咲く薄いブルーの小さな花も素敵です。
シソ科マンネンロウ属、地中海原産で常緑小低木、四季咲きで条件が合えば真夏以外は花をつけるようで、春先や秋から冬にかけても開花があります。
とても強い植物で、旺盛に育ち寒い時期にも鮮やかなグリーンの葉を茂らせてくれるので、クリスマスのリースに仕立てて、リボンや小物のクラフトでアレンジして飾る方も。
枝を長めにカットすればしなるので、くるりと輪っかにするだけでリースのフォルムが完成です。
そのまま束ねて吊るしておいても、小さなリースにまとめてキッチンの壁にかけて料理に使うのも便利ですし、玄関に消臭芳香効果を期待して飾ってみるのもおすすめですよ。
ローズマリーは古代ギリシャ時代から神秘的な花として尊ばれ、お祝い事や葬儀に使われ、効能としては、「記憶力を高めてくれる」ことが研究で検証されています。
特に年単位、長い月日を超えて残る長期記憶に効果があるので認知症ケアにも期待され、葉や茎に含まれる精油成分には、頭をスッキリさせる、集中力を高める、精神をクリアに安定させてくれるパワーもあるので、ぜひリフレッシュタイムに取り入れたいハーブです。
さらには体のサビを予防するという老化防止、美肌、美髪などアンチエイジング効果もあるので、特に女性はそばに置いておきたい植物かも。
化粧品やシャンプーに配合されていることも多いので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。